本日は、借方、貸方について学んでいきたいと思います。
簿記の学習を始めると最初に出会う言葉が、「借方」、「貸方」です。
借りる?貸す?どういうこと?と最初に聞いた時は思うかもしれませんが、
こちらの記事を読んでいただければ「借方」、「貸方」についてバッチリわかると思います。
Contents
借方、貸方を学びましょう!
「借方」、「貸方」は簡単に言うと、簿記の世界の左と右です。
英語で左のことをleft、右のことをRightというように、
簿記の世界では左側は借方、右側は貸方というのです。
それでは、下記の記事でも解説した貸借対照表、損益計算書に触れながら、具体的に借方、貸方について説明していきます。
【学生・社会人の方へ】簿記を勉強する3つのメリット入試や就職、転職を有利に行いたいと思う方、何か自己研鑽をしてみたいと思った方、ぜひ簿記を勉強してみてください。...
貸借対照表は会社がどこから資金を調達し、どこに投資しているかを示す表です。
損益計算書は会社が儲かっているかを把握するための表です。
詳しくは下記の記事で解説しています。
損益計算書ってなに?財務三表にうち、損益計算書について紹介していきます。...
貸借対照表の借方側といえば資産、貸方側といえば負債と純資産のある方を指します。
また、損益計算書の借方側といえば費用と利益(利益は収益と費用の差し引きの概念なので直接指すことは少ないです。)、貸方といえば収益を指します。
借方、貸方どっちがどっち?
借方、貸方ってとても言葉が似ていますよね。
私も簿記の勉強始めたばかりのときはどっちが左でどっちが右かわからないときがありました。
でも、下の図で覚えてしまえば一発です。(私もこの方法で一発で覚えました。)
ひらがなでかりかたの「り」は左に跳ねるので左側、かしかたの「し」は右に跳ねるので右側と覚えれば大丈夫です。お茶碗を持つ方が借方で、お箸を持つ方が貸方と覚えるより断然簡単ですよね。
今日のまとめ
- 借方、貸方とは簿記の世界の左側、右側です。
最初のころはどっちがどっちか分からないかもしれませんが、 - かりかたの「り」は左にはねるので左側、かしかたの「し」は右にはねるので右側と覚えてみてください。