公認会計士が実践している資産運用術【実体験あり】
公認会計士が実践している資産運用術【実体験あり】NISA・iDeCo・ビットコインの使い分けを公開
「資産運用って難しそう…」「何から始めればいいかわからない」
そう感じている方は多いと思います。この記事では、公認会計士として財務・会計の専門家である私が、実際に実践している資産運用術を包み隠さず公開します。
■ 私のポートフォリオ全体像
現在の資産運用はこの3本柱です。
- NISA(投資信託):楽天証券でS&P500に毎月積立
- iDeCo:毎月上限満額(2万円)S&P500系で運用
- ビットコイン:資産全体の5%未満のスパイスとして保有
投資に回している割合は毎月収入の10%以下です。残りは生活費・(定期)預金に分けています。
■ 投資を始めたのは20代後半
きっかけは周りに勧められたことでした。公認会計士としてファイナンスの知識はありましたが、正直自分の資産運用はなおざりにしていました。今振り返ると、もっと早く始めるべきだったと後悔しています。
■ NISAはS&P500一択で毎月コツコツ
楽天証券でS&P500連動の投資信託(eMAXIS Slim 米国株式(S&P500))を毎月少額積立しています。運用成績は現在大きなプラスです。
選んだ理由はシンプルです。個別株の選定は時間と知識が必要ですが、S&P500インデックスは米国の優良企業500社に分散投資できるため、手間がかかりません。公認会計士として決算書を読める立場でも、インデックス投資の合理性には敵わないと感じています。
■ iDeCoは毎月満額・節税効果が絶大
iDeCoは毎月2万円を満額拠出しています。商品はNISAと同じくS&P500系です。
iDeCoを満額にしている理由は節税効果が大きいからです。掛金が全額所得控除になるため、今すぐ税負担が減ります。公認会計士として「今すぐ節税できる制度は使わない手はない」と判断しました。老後資金の準備と節税が同時にできる点が最大の魅力です。
■ ビットコインは「スパイス」として5%未満
ビットコインは資産全体の5%未満だけ保有しています。法定通貨への過度な依存を避けるためのスパイスという位置づけです。
5%未満にしている理由は価格変動リスクが大きいからです。「なくなっても許容できる金額」だけを投資するのが私のルールです。
■ コロナショックのとき、私がやったこと
2020年のコロナショックで相場が大きく下落しました。そのとき私がやったことは「買い増し」です。
下落を見てほとんど不安を感じませんでした。理由は長期投資を前提にしているからです。短期の価格変動より、10年・20年後の資産形成を見据えていれば、下落は「安く買えるチャンス」に映ります。
■ 私の資産管理ルール:ノンセルリバランス+年齢ルール
資産の管理はノンセルリバランスで行っています。保有資産を売らずに、新たな積立先を調整することでバランスを整える方法です。
また、安全資産(現金・定期預金)の比率は年齢と同じ%にするルールを採用しています。40歳であれば資産の40%を安全資産に、残り60%を投資に回すイメージです。年齢が上がるにつれてリスクを下げていく合理的な方法です。
■ 投資を周りに積極的に勧めている理由
私は周囲に投資を積極的に勧めています。特にインフレが進む今の時代、銀行に預けているだけでは実質的な資産価値が目減りするからです。
ただし「3年以内に使う予定のお金は投資に回さない」というルールは必ず伝えます。これは私自身が守っている大切なポリシーです。
■ 投資を始める前に必ずやること:生活防衛資金の確保
投資を始めたいという気持ちは大切ですが、その前に必ずやるべきことがあります。それが生活防衛資金の確保です。
生活防衛資金とは、毎月の生活費の3〜6ヶ月分を現金で手元に置いておくことです。病気・失業・急な出費など、人生には予期せぬ事態が起こります。この資金がないと、相場が下落したタイミングで生活費のために投資資産を売却しなければならなくなります。
私自身も投資を始める前に生活防衛資金を確保することを最優先にしました。この資金は投資に回さず、普通預金か高金利のネット銀行に置いておくのがおすすめです。
生活防衛資金の目安 ・一人暮らし:生活費3〜4ヶ月分 ・家族持ち:生活費5〜6ヶ月分
生活防衛資金が確保できて初めて、投資をスタートするというのが私のポリシーです。
まとめ:私の資産運用5原則
・まず生活防衛資金(生活費3〜6ヶ月分)を確保する ・iDeCoを満額→NISAの順で非課税制度を最大活用する ・投資商品はS&P500インデックスでシンプルに ・安全資産は年齢%ルールで管理する ・3年以内に使う予定のお金は投資に回さない
資産運用に「完璧な正解」はありませんが、長期・積立・分散という基本を守りながら続けることが一番の近道です。まずは少額から始めてみてください。
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※本記事は情報提供を目的としており、投資を推奨するものではありません。投資は必ず自己責任で行ってください。
【筆者プロフィール】現役監査法人勤務の公認会計士。CPAラボ(cpalabo.com)にて会計・簿記・キャリア・お金に関する情報を発信中。