簿記の勉強や経理実務を始めるにあたり電卓選びで悩んでいませんか?
シャープ、カシオ両方の電卓を使ってきた私が、
簿記検定などの各種検定、経理実務でおすすめの電卓について紹介したいと思います!
シャープかカシオかを選ぶ
電卓選びで最初行うのがメーカー選びです。
電卓のメーカーは、主にシャープとカシオが定番です。そのほかにはキャノン、シチズン色々ありますが、シャープかカシオのどちらかを選んでおくのが無難かと思います。
シャープとカシオでは配列が違うので、自分のタイプに合う電卓選びが大事になります。
ここで今後の人生でシャープ派、カシオ派のどちらの宗派で行くのかが決まるといっても過言ではありません。
(入信したてならまだ改宗できますが(笑))
シャープ配列について
シャープ配列はメモリ機能やクリアなどが数字ボタンの上の方に集約されており、
加減乗除のボタンは右側に集約されています。
右利きの場合、右手でペンを持って、左手で電卓を叩く場合には、
薬指:0、1、4、7
中指:00、2、5、8
人差し指:3、6、9、メモリ、加減乗除といった感じに叩くことになると思います。
シャープ配列では小指を使うことがないので非常に叩き易いです。
(私も今はシャープの電卓を使用しています。)
なお、細かいところですがシャープの電卓はCAボタンでメモリしている式がクリアされます。
カシオ配列について
カシオ配列では、クリア、オールクリアは数字ボタンの左側、
メモリは数字ボタンの上側、加減乗除は右側といった形で集約されています。
右手でペンを持って、左手で電卓を叩く場合には、
小指又は薬指:0、AC、C
薬指:00、1、4、7
中指:2、5、8
人差し指:3、6、9、メモリ、加減乗除といった感じに叩くことになると思います。
一番左の列は小指で叩けると手の移動が少なくなるので検定試験ではだいぶロスが少ないと思います。
小指で一番左の列を叩ければ良いのですが、それが私はできず断念しました。
あと、0のつもりがACを叩いてしまうことがしばしば…
なお、カシオの電卓はMC(メモリクリア)ボタンを押さないとメモリされている式は消えません。
(シャープはCA又はMCでメモリしている式が消えます。)
サイズはどうする?
電卓のサイズはシャープでいうナイスサイズ、カシオでいうジャストタイプのサイズがおすすめです。
(上の画像のタイプです。)
私も手が大きい方ですが、このサイズ大丈夫です。あまり大きいサイズの電卓だと持ち運びもしにくく、
手の動きが大きくなるので疲れやすいような気がしました。そのため、このサイズにしています。
そのほか欲しい機能
私が簿記検定、公認会計士試験、実務で電卓を使ってきて、あったほうがいい機能は下記の4つだと思います。
- 表示桁数は12桁:大企業の経理実務では10桁で足りないことがしばしばあります。12桁あればまず安心です。
- サイレント機能:キーを押したときにカチャチャと音がしないので、人が多いところで使うにはサイレント機能はあったほうが良い。
- 日数計算:利息計算や1株当たり当期純利益の計算であると便利。
- 早打ち機能:早く打てるようになってくると入力がついてこないことがあるので、あると良いです。
シャープでオススメの電卓
おすすめ電卓その1はこちらの電卓です。
持ち運びがし易いサイズ、角度のついた画面、この時代に嬉しい抗菌使用です。
キータッチも重すぎず軽すぎず非常に気持ちいいですよ。ついつい叩いてしまいます。
キーの深さは深めです。
おすすめ電卓その2、もう少しお求めやすいものが良ければこちらです。
キータッチは少し軽めで、キーの深さは浅め。
カシオでオススメの電卓
カシオのおすすめ電卓はこちらです。
キーの深さも絶妙で打鍵感がとても良いです。(ひと昔前は打鍵感はカシオが圧倒的に良かったですが、今はシャープもかなり良くなりました。)ついつい、叩いてしまいます。
もう少しお求めやすくておすすめはこちらです。
キーの深さ、打鍵感と全体的にバランスの良い電卓です。
まとめ
電卓選びのポイントは以下の通りです。
- どのような配列の電卓を使いたいかを決める。
- どのようなサイズの電卓を使いたいかを決める。(持ち運びも考えると大きすぎない電卓がおすすめです。)
- 自分の好みの打鍵感を選ぶ。(実務電卓の打鍵感が特に良い)
以上です。
色々リンクも貼っていますが、店頭で触ってみることをおすすめします。
自分の好みの電卓に出会えると簿記の勉強も楽しくなりますよ。