宅建士

宅地建物取引士試験の勉強方法について紹介します!

この記事は、

  • 宅地建物取引士試験に合格して不動産業界に就職・転職したい方
  • 不動産業界に就職しており、宅地建物取引士試験に合格して昇進したい方
  • 宅地建物取引士試験の合格を効率的に勝ち取りたい方

向けに私のやった勉強を紹介したいと思います。

宅地建物取引士の仕事とは

宅地建物取引士の仕事とは、下記のように、土地・建物の売買・交換・賃貸を行う際に重要事項説明書の説明、記名押印と契約書への記名押印を行います。不動産取引に関する様々な知識(宅建業法、民法、税金など)が必要とされ宅地建物取引士試験の合格率も15%程度と非常に難しい試験となっています。
なお、宅地建物取引士の資格は国家資格です。

宅建業法第35条に定める重要事項の説明、重要事項説明書への記名押印及び同第37条に定める書面(契約書等)への記名押印は、宅地建物取引士が行う必要があります。

一般財団法人不動産取引適正機構HP

勉強方法(インプット編)

私は不動産業界未経験でしたので、市販の参考書を利用した独学ではなく講義を受ける形でインプットをしようと思い、スタディングの宅建士合格コースを利用しました。
インプット教材はスタディングのみです。

まずは一通り講義を聞いていきましたが、時間のかかる分野から優先的に、①民法等→②宅建業法→③法令上の制限→④税その他という順番で視聴していきました。
どの分野も講義を受けた直後にスマート問題集を解いて学習の習熟度を確認していきます。
スマート問題集で間違えた問題は解説やWEBテキストで確認していきます。
スタディングの講義は一つの分野の講義が大体10分程度であるため、通勤時間のなどのスキマ時間で勉強しやすく、私のような働きながら合格を目指している人にはピッタリです。
スタディングでは紙のテキストはオプションになっているため紙でテキストが欲しい場合は別途購入となります。
また、スマート問題集で間違えた問題のみを勝手に抽出してくれて、のちのち間違えた問題のみをやり直せるといった機能もとても便利です。
私はスマホ一台に情報を集約したかったのでスタディングの学習は私にはピッタリでした。
講義中もメモ機能でメモをとることができるのもとてもよかったです。

勉強方法(アウトプット編)

スタディングのスマート問題集を講義の理解の確認に使いつつ、アウトプットでは他に、2種類の教材を使いました。

一問一答セレクト600

まずは、TAC出版から出ている一問一答セレクト600です。まずは、インプット出来ていない部分を洗い出すために1周回して、間違えた問題にチェックしていきます。
2周目以降は1周目でチェックが入った問題を中心に問題をやり直していき、分からない問題が無くなるまで徹底的に問題を潰して行きました。

スタディングの13年分テーマ別過去問集

次に取り組んだアウトプット教材は過去問です。
過去問はスタディングの13年分テーマ別過去問集を利用しました。
こちらはスタディングの宅建士合格コースを購入するとセットになっているものです。
これをテーマ別(宅建業法の重要事項説明ならその分野だけ)に13年分一気に解きます。そうすると、何問かやっているうちに頻出問題がわかってくるため重要な論点が自然と染み付いてきます。
これは年度別に過去問を解いてしまうとなかなか気づけないので、アウトプット練習ではやはりテーマ別の過去問集が1番効果があったように思います。
また、このテーマ別過去問集は間違えた問題に勝手にチェックがついてきますので、2回目以降の復習に非常に効果があります。

直前対策

直前対策としてやったことは、主に3つです。

スタディングの直前対策講座

こちらはスタディングの宅建士合格コースには含まれていない有料(5,940円)のオプションです。
この講座は本試験50問の出題予想論点を約3時間で一気に解説するものです。
頻出問題や改正論点を中心に講義が進んでいきます。
こちらの講義で使用する竹原先生作成のレジュメが非常にまとまっていて見やすく、本試験の当日の行きの電車や試験会場でも確認するのに非常に便利でした。スタディングの宅建士合格コースを受講されている方はこちらのオプション講座も購入することをオススメします。

スタディングの合格模試

スタディングの合格模試は典型的な頻出問題と改正論点とが中心に出題されます。私が受けた本番の試験でも模試で出題された問題から類似の問題が相当出題されていました。

合格模試は時間を測りながら一回解いてみて、間違えた問題は再度解き直す程度で利用していました。

TACの直前予想模試

こちらの直前予想問題集も利用してみましたが、重箱の隅をつつくような問題が多い印象でした。こちらの問題集は学習が進んで余裕がある方向けといった印象です。
学習が進んでいない方は手を付けなくても良いと思います。

まとめ

私の行った勉強法は以上となります。

合格後に思ったことは、この試験は繰り返し同じ問題が出るので、過去問の分析は数年分は行って出題傾向はしっかり掴んだほうがいいと思います。

また、この試験は改正点はすぐに試験で出題される傾向にあるので確実にキャッチアップしておいてください。