経理【2026年最新】公認会計士・簿記におすすめの電卓5選|現役CPAが実務・試験で使った本音レビュー

「電卓ってどれでも同じじゃないの?」と思っている方は要注意です。

公認会計士試験・簿記検定では使用できる電卓に規定があり、選び方を間違えると試験会場で使用禁止になる場合があります。

この記事では、現役公認会計士として簿記3級から会計士試験まで電卓を使い続けてきた筆者が、おすすめモデルを実体験をもとに解説します。


まず確認:試験で使えない電卓の条件

日商簿記検定・公認会計士試験では以下の機能がついた電卓は持ち込み禁止です。

  • 印刷(プリンター)機能
  • メロディ・音声機能
  • プログラム機能
  • 辞書機能
  • 関数電卓(三角関数・対数などが使えるもの)

四則演算・GT機能・メモリ機能のみのシンプルな実務電卓を選びましょう。


おすすめ電卓 早見表

モデルメーカー価格帯こんな人に
EL-N942Xシャープ約4,600円静音・ガッツリ使いたい人
EL-VN83シャープ約2,500円デザインも重視したい人
JF-120GT-Nカシオ約2,000円カシオ配列を試したい・コスパ重視
JS-20DC-Nカシオ約7,500円日数計算も使う実務家
EL-G37シャープ約5,500円会計士・税理士試験まで見据えた人

シャープVSカシオ:どちらを選ぶべきか

電卓選びの最初の壁はシャープかカシオかです。どちらも性能は十分ですが、キー配列が大きく異なります。

シャープの配列

0キーの位置がパソコンのテンキーに近い配置です。テンキーに慣れている方はシャープのほうが馴染みやすいでしょう。指使いは薬指・中指・人差し指の3本が中心で、小指をほとんど使いません。

カシオの配列

0キーの下に「00」があるカシオ独自の配列です。数字キーが中央に配置されており、左右どちらの手でも打ちやすい設計になっています。打鍵感のしっかり感はカシオのほうが上という声が多いです。

筆者の結論:どちらでもOK。ただし一度決めたら変えるのはなかなか大変。

途中でメーカーを変えると長年の癖が邪魔をします。筆者はシャープ派で会計士試験まで一貫して使いました。


おすすめモデル詳細

① シャープ EL-N942X|シャープ派の定番

シャープの実務電卓の中でも最もバランスの取れたモデルです。

  • チルト式ディスプレイで見やすい
  • 静音設計で自習室・試験会場でも安心
  • 抗菌仕様
  • 12桁・早打ち対応

価格:約4,600円


② シャープ EL-VN83|コスパ重視・デザインも欲しい人に

2024年登場のデザイン電卓プレミアムモデルです。スタイリッシュブラック・レッド・ホワイト・ブルーの4色展開で、見た目にこだわりたい方に向いています。

  • 約2,500円とリーズナブル
  • 抗菌仕様
  • 12桁・早打ち対応
  • ただし日数計算機能なし

簿記3級・2級の学習スタート時に「まず1台試したい」方にもおすすめです。

価格:約2,500円


③ カシオ JF-120GT-N|カシオ派・コスパ重視の1台

検算機能なしのシンプルな実務電卓です。公認会計士試験・簿記検定どちらにも安心して持ち込めます。

  • 12桁・早打ち対応
  • GT(グランドトータル)機能付き
  • 静音設計
  • シンプルな操作性でカシオ配列に慣れたい方に最適
  • 約2,000円とリーズナブル

初めてカシオを使う方や「まず試してみたい」方にもおすすめです。

価格:約2,000円


④ カシオ JS-20DC-N|日数計算が必要な実務家向け

日数・時間計算機能付きの上位モデルです。利息計算や実務での日割り計算が多い方向け。

  • 3キーロールオーバー対応(より速い早打ちが可能)
  • 日数・時間計算専用キーで操作しやすい
  • 実務でそのまま長く使い続けられる一生モノ

価格:約7,500円


⑤ シャープ EL-G37|公認会計士・税理士試験まで見据えた人に

シャープが簿記・会計士試験向けに特別開発した学校専用モデルです。量販店では販売していないため、TAC・ネットスクールなどの専門学校のWebストアで購入できます。

  • 計算回数カウンター機能(何回=を押したか表示)→ 複利計算で非常に便利
  • 置数カウンター機能(入力件数を表示)→ 合計入力の確認に役立つ
  • 静音設計・早打ち対応

筆者も受験生時代はこのシリーズを使い続けました。会計士試験まで目指すなら最初からこれを選んでおくと後悔しません。

価格:約5,200円

→ TAC出版オンラインストアで購入可能






電卓を選ぶ際に押さえる4つのポイント

① 12桁表示 大企業の経理では10桁では足りないケースがあります。実務を見据えるなら12桁を選びましょう。

② 早打ち対応(キーロールオーバー) 高速入力でも入力が抜けないための機能です。2キーロールオーバーで十分ですが、上位モデルは3キーロールオーバーに対応しています。

③ 静音設計 試験会場や自習室で周囲に気を使わず打てます。シャープ・カシオともに実務電卓は静音設計が標準になっています。

④ 大型滑り止め 高速打鍵中に電卓がズレると集中が途切れます。底面に4カ所の大型ストッパーがあるモデルを選びましょう。


まとめ:迷ったらこの1本

初めての1台 → カシオ JF-120GT-N または シャープ EL-N942X

どちらも試験・実務の両方で長く使えます。できれば量販店で実際に触ってから決めるのがベストです。打鍵感の好みは人によって違うので、1回触ればすぐ「これだ」とわかります。


価格は2026年4月時点の目安です。

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